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HYLOGICS

今後は各分室にコンテンツを移して、ここは雑記や暮らしを中心としたライフログ的な何かにしていく予定です。

フリーランスが法人化するメリット・デメリット

ビジネス

photo by bayareabaw

気付けばフリーランス4年目がもうじき終わります。個人事業主としてやってきて法人成りについて思うことが色々あるので、整理も兼ねてつらつらとメリットとデメリットを挙げてみます。

メリット

信用がある

法人化する時に信用があるからって話がよく出るけど、じゃあ具体的に「信用」って何?って話はあまりしてくれない。個人の信用とは別で、事業の信用の話です。具体的には個人事業主だと取引口座作ってくれないところとやりとり出来るようになったり、融資を受けやすくなったりする。また、他の人を雇う時も個人事業主よりはやりやすいと思います。いずれにせよ、事業の手を広げたい時に有効ですね。

補助金

創業時の初期費用に対する補助金がありますが、ちょっとハードルが高いうえに廃止されたという噂も。他にも色々あるけど、正直パッとしたものは見当たらないような。。。基本的には社員を雇用したり教育したりする場合に補助金が出るという考えで良いのかな。

有限責任

個人事業主は無限責任だけど、合同会社と株式会社は有限責任なので事業上損失が出て損害賠償などが発生したときも基本的に社長個人には支払い義務が問われることはありません。債務の連帯保証人になってしまって不履行になった時は別のお話。

スケールメリット

信用の話にもつながるんだけど、事業規模を拡大することが個人事業主の時と比べてやりやすいと思います。主に資金調達や人員の確保など。個人事業主でも本格的に人を雇うことは出来なくもないけど、士業の人とか業界で一目置かれている人とかじゃないと厳しい気がします。

節税出来る

既に利益が出ているフリーランスが法人化する一番のメリットはこれですよね。

私はいつもどんぶり勘定で真面目に考えてこなかったので、正直少し面倒くさいのですがちょっと真面目に考えてみます。ちなみに、こと税金に限って言えばサラリーマンって凄い優遇されてると思うんですよね。。。

俗に年商1000万円超えたら法人化なんて声もあるけどこれは利益率の低い小売や飲食の話なんじゃないかと最近は思います。所得に限ってしまえばハードルはかなり低くて、例えば収益500万程度でも事業所得だと所得税366,500+個人事業税86,000で約45万かかるのに対して給与所得で受け取った場合は所得税248,500 +法人事業税70,000で約32万と13万円違いますし、この他に住民税も健康保険料もお安くなるのでこの差は大きくなる一方。あとはどの程度安定して仕事が請けれるのか、会社を設立した際のお金がどれくらいで回収できるかで考えたら良いかなと。

注意点が一つあって、役員報酬は期中に変更すると経費にならないので、期末の時点で来期の役員報酬を見込みで決めないといけない。案件が受注できなくて収益がないと即赤字な上に、もらった報酬に対して税金は取られる。かと言って役員報酬を低くすると黒字分は法人事業税が掛かるし自分のお金じゃなくなるので。。。そこだけは注意が必要です。

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デメリット

  • お金が掛かる
  • 手間が掛かる

お金がかかる

登記する際の手続きに合同会社なら10万、株式会社なら25万くらいが必要(資本金とは別枠)。これは資本金とは別なのだけど勘違いしている人がたまにいる。安くやってくれる会計事務所に頼もうとすると顧問契約とセットだったりするため結局お金は出て行くので考えどころ。

また、赤字でも法人事業税(7万円)がかかります。

手間がかかる

法人登記が面倒くさいという話はこの際置いておいて、会計や決算を自分でやるならその分手間が増えて面倒に。顧問に任せるのが楽で良いけれど、顧問料も結構バカにならないしそこは予算とのトレードオフだと思います。個人的に、顧問契約はその経費もペイ出来る目処が立ってからで良いんじゃないかなあとも考えます。まあ、会計で忙しくて本業疎かになると本末転倒なので、手がまわらない場合はお願いしても良いかも。

まとめ

事業規模を拡大したい時は法人化すると色々とメリットが。また、意外と所得が少ない時点で節税効果が出てきます。というか個人事業主の税金や保険料が異常に高い!!!

ぶっちゃけ、この業界でフリーランスやっていけるなら事業所得が300万〜400万を目安に法人化しちゃっても良いような気が思います。浮いたお金で事務作業は外に出せば個人でやってる時より楽になるだろうし。計算すればするほど何故今まで法人化してこなかったのか自責の念が湧いてきます。。。